妊娠中はカフェイン以外に気を付けることはあるの?
妊娠すると「喉が渇きやすくなる」そうです。理由としては、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増えることや、代謝系が変化し汗をかきやすくなる為、つわりなどで水分不足になることがあるからだそうです。
そこで気になるのは、水分補給の際の”カフェイン”ですよね。カフェインには、胎盤を通して赤ちゃんにも影響がある可能性も否定できない為控える必要があります。その他にも、気を付けるべき飲み物があるのかということについてご紹介します。
妊活1年目(7か月)のsmellです。今回は、気になるカフェインやその他の気を付ける飲み物について紹介します。
カフェイン
コーヒー1杯に含まれているカフェインの量は100mgほどですが、妊婦が毎日多量に摂取すると、低体重児の出産や流産、死産のリスクが上昇するという研究結果があるそうです。しかし、一滴も飲んではいけないというわけではないので、1日1杯のリラックスタイムとして飲む程度なら問題ないそうです。
その他カフェインを含んだ飲み物(1杯あたり)としては、
・インスタント紅茶:30mg
・煎茶、ウーロン茶、ほうじ茶:20~40mg
・抹茶:48mg
・コカ・コーラ(350ml缶):34mg
・ココア:10~20mg
過剰摂取はよくないようですが、一日100mg程度であれば摂取可能なので、調節しながら水分補給をすると良いですね。
次は、カフェイン以外に注意した方が良い飲み物です。
アルコール
→アルコールは、皆さんご存知かと思いますが、胎児の発育の遅れ(低体重、低身長等)や特異的な容姿(頭囲が小さい、奇形等)、身体障害(難聴等)と身体的な影響やADHD等の精神面への影響があるようです。
豆乳
→豆乳は、健康や美容にも嬉しい効果があり、様々な栄養素を含むため、妊娠中にも飲みたい飲み物ではあります。しかし、過剰摂取は胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるといわれているそうです。大豆イソフラボンの1日の摂取目安量の上限は、70~75mgなので、豆乳であれば2杯まで。その他大豆製品にも含まれる為豆乳以外にどれくらい摂取するかによって飲む量を決めると良いそうです。
食品別大豆イソフラボン含有量
・調整豆乳(200g):約41mg
・木綿豆腐(1/2丁150g):約42mg
・納豆(1パック):約36mg
・味噌(1杯20g):約6mg
・きなこ(大さじ2):約19mg
栄養ドリンク
→注意書きを読み、用法・用量を守っていれば、妊婦でも栄養ドリンクを飲むことは可能です。中には”妊娠・授乳期の栄養補給に”と記載があるものもあるくらいです。但し、控えた方が良い成分を含むものもあるので、きちんと選んで飲むことが大切です。
ポイント
①カフェインを含んでいないか…レッドブルにはカフェインが含まれています。
②カロリー糖質は高くないか…糖質を取りすぎると”妊娠糖尿病”のリスクが高まります。
③アレルギー成分は含まれていないか…アレルギー体質の妊婦には注意が必要です。
④アルコール成分は含まれていないか…一般的な栄養ドリンクには微量ですがアルコールが含まれています。
野菜ジュース
→妊娠中に飲むことは可能で、むしろおすすめの飲み物。気を付けることは、食塩と砂糖の量。妊婦が塩分を取りすぎると”妊娠高血圧症候群”になるリスクが高まり、糖分を取りすぎると”妊娠糖尿病”になりかねません。
妊婦の1日あたりの食塩目標量は7.0g未満の為、パッケージに書かれている”食塩相当量”をチェックしながら他の食事との兼ね合いを考えて選ぶようにします。
1日に飲む量は200ml(コップ1杯分)に抑えると良いでしょう。市販の野菜ジュースを購入する際には、食塩・砂糖不使用なものを選びます。
◎妊娠中におすすめの飲み物◎
・麦茶
・たんぽぽ茶
・ゆず茶
・小豆茶
麦茶は安いし普段から飲んでいるので積極的に飲むことが出来そうです。気になるものはルイボスティー。以前職場の同僚の自宅に行きご馳走になった際に、飲みやすく「いいな~」と思いました。
気を付けることはありますが、自分に合った方法や飲み物を適切に判断して毎日を楽しく過ごせると良いですね(^O^)