出産レポ：28時間（31時間！？）の死闘① 陣痛～高位破水

２４時間以上の陣痛に耐え出産を迎えたお話。陣痛開始から高位破水の診断を受け入院が決定するまでの流れ。

予定日から４日経ち、次の日に健診を控えたある日のこと。

トイレに行った後、何かが”もやっ”と出る感じがして再度トイレに行き、拭き取るとおりものではない透明なものが出ていた。尿漏れなのか破水というのか分からなかったがそのまま様子を見る。午前中の間に３回程度同じ症状が見られ、もしかしたら破水！？とも思いましたが、量も多くなく、陣痛のような痛みもない為普段通りに過ごしていました。

その日の夕方。ほとんど生理痛を感じたことがない私でも、陣痛開始によく言われる”生理痛のような痛み”がするのを感じる。念の為アプリにて時間を測ってみると、５～１０分間隔で痛みが来ていた。「これが陣痛？」と思いましたが、病院からは「１０分間隔の陣痛が１時間程度続いたら連絡して」と言われていたので、耐えられないものでもなかったので様子を見る。

１時間経過しても継続して痛みが来ていた為、病院に電話をして判断を仰ぐ。「１０分間隔でも生理痛のような痛み程度であればもう少し様子を見てよい」とのことで６，７分間隔まで待つように言われた為耐えることに決める。

２時間経過し、痛みは治まるどころか３～５分間隔で来ていた為再度病院に連絡。その間隔でも痛みが”生理痛”程度であれば様子を見ていいとのこと。「本当の陣痛は腰やお尻辺りに来る」と言われ、まだまだ先と思い痛みに耐えながらシャワーやご飯を食べて過ごす。おしるしなのか少量の出血が排泄時に出ることが続く。

早めに布団に入ったが、５分前後、寝落ちしていたら１０分程度の間隔で痛みが来て、ほとんど寝れない状態。心なしか少し痛みが強くなっているようにも思う。

次の日の朝、痛みの程度は少し強くなっただけに感じるものの、寝れていない状態と続く痛みに耐えられず帰されてもいいからと思いながら病院に電話。「念の為入院バッグを持って来てください」と言われ準備しコンビニでおにぎり２個を買って病院へ。旦那はコロナ対策の為出産直前と産後の数時間しか入れないとのことで車で待機してもらう。

内診を行うが子宮口は前回の健診時と変わらず1.5～2㎝。少量の出血がありながらも検査を行うと”破水しているかも”とのこと。結果”破水の為入院”という診断で旦那には一度帰宅してもらう。

破水の量や私の話から、”高位破水”であると説明を受ける。高位破水は、子宮口から遠い子宮の高い所から破水が起こり、一般的な破水よりも少ない量の羊水しか出ずに、尿漏れと勘違いしたり気付かないことが多いそう。

私は、You Tubeや検索、アプリにて高位破水について何となく知っていたので、最初に”もやっ”と感じた時から何度も検索をして確かめていた為、結果を聞いた時には「やっぱりそうだったのか」と思いました。

母子手帳の記録には、2回目の電話をした時間からの所要時間28時間が記載されていますが、厳密には、最初の痛みはその3時間前ほどから始まっていたので31時間かかったと思っています。今回は、陣痛から入院の診断が下るまでの12時間（15時間）の話でした。

陣痛は初産婦で平均12～14時間と言われていますが、私の場合は入院が決まるまでに平均時間まで達し、この後さらに12時間程の陣痛と闘うことになります。

続きはまた次回。