出産レポ:28時間(31時間!?)の死闘② 入院~破水 痛み逃しアイテム
24時間以上の陣痛に耐え出産を迎えたお話。入院決定後の痛み逃しから破水までの流れ。
入院が決定し、病院着に着替えて過ごす。私が出産した産院では、陣痛~出産までを1つの部屋で過ごすことの出来るLDR室で、部屋のような作りになっていました。
朝ごはんを食べようと持って行ったコンビニおにぎりを食べ始めるが、1つ目の途中から胸やけのような吐き気のような感覚で完食することが出来ず。
担当してくれた助産師が様々なリラックスグッズを用意してくれました。
①ソフロロジーのCD
私は、ソフロロジー式の呼吸法で穏やかに産みたいとバースプランで話していた為、ソフロロジーのCDをいくつか持って来て掛けてくれました。コブクロのオルゴールCDのようなものが一番落ち着き、陣痛中は常にリピートして聞き続けていました。
②アロマ
リラックス効果があるとのことで”ジャスミン”の匂いを布に染み込ませて渡してくれました。匂いを嗅ぐことで力を抜き呼吸することが出来たような気がします。
③バランスボール
椅子に座ってテーブルにもたれかかりながら痛み逃しをする私に、バランスボールを提案してくれました。足を開いて座り、痛みが来た際肛門辺りに重心を掛けて座ることで痛みが緩和されたように感じました。
④クッション
大きなクッションに抱き着くようにして四つ這いの形を取る姿勢も良いとのことで進められましたが、お尻に力が入らない為私は痛みをより強く感じたような気がして不向きでした。
その他にも、陣痛を促す為に階段の昇り降りに付き合ってくれたり、睡眠を取り体力を回復することも大切だと様々なことに前向きに一緒に取り組んでくれました。
様々なことを試しながら途中で内診。子宮口の開きは朝と変わっていないものの、子宮口の向きは、後ろに向いてるものが少し前に向き始めているとのこと。良いのか悪いのか分からずも耐えるしかない時間が過ぎていく・・
昼食はカレーライス、サラダ、オレンジ、スープで、「体力をつける為にも頑張って食べて」と言われるが、大好きなカレーなのに胸やけのせいで全然食べ進められず。カレーは5口しか食べられませんでした。
その後も様々な方法を試しながら、クッションに抱き着いて痛み逃しをしている最中、少しずつお尻に力を入れたい感覚が出て来て耐えていると何か水分が沢山出た様子。破水だと思ったが、そんな時に限って助産師がなかなか来ない。
来たと思って確認すると座っていた場所が濡れている状態。タオルを持ってくると言っていなくなったと思ったら丁度勤務交代の時間だったようで、そのまま戻って来ず放置される始末。
痛みがどんどん増す中待っても来ない為ナースコールをしてどうにかしてと訴える。
変わった助産師がベテラン風の人で「しっかり破水してるね。シーツはそのままでいいよ」とあっさりとした返答。今までの人が丁寧だったから余計冷たく感じたが痛みもあり、もうどうでもよかった(笑)
お産パットを替える為と排泄の為トイレに案内される。パットを見ると緑色のような濁った様子だった為、少し不安になる。
なぜなら検索魔の私は、破水した羊水の色が悪いと赤ちゃんが吸い込んでしまうという内容を見ていたからだ。
助産師に確認してもらい、問題ないか問うと、確かにそういう場合もあるけど、それでも普通に問題なく出産している人もいるという話を聞き、少しだけ安心する。
そして、この破水からどんどん出産が進んで行くことになる。
続きはまた次回。