ソフロロジー式分娩法に挑戦
妊娠8か月を過ぎようとしている中、あと2か月で我が子に会えると思うと楽しみな反面不安もあります。
その中で、出産方法について考えることが多くなったので、気になった呼吸法についてお伝えしたいと思います。
呼吸法と言えば、「ヒッヒッフー」のラマーズ法が有名で、誰もが知っているものだと思います。私もそれしか知りませんでした。そんな中、愛用しているアプリ”ninaru”でソフロロジー式分娩法について知りました。
ヨガや瞑想の考え方が取り入れられ、陣痛などの痛みを「怖いもの」として考えるのではなく「赤ちゃんに会える嬉しいもの」と前向きに捉えリラックスして出産することを目指すというものだそう。
「なんて素晴らしい考え!」と驚きました。初産ということもあり、痛みの大きさや大変さは、ネット情報や知り合いからの言葉での情報しかなく不安だったので、とても興味が湧きました。
まず、ソフロロジー式のメリットとしては、
・リラックスでき、陣痛や出産への不安が減る
・赤ちゃんとの絆を感じられる
・痛みがやわらぎ、お産が楽になる
・会陰が裂けにくくなる
・産後の回復が早まる
だそうです。You Tube等で検索してみると、とても穏やかな出産を行うものがあり、想像とはかけ離れたものだと感じました。
呼吸法については、DVDやCDを用いてイメージトレーニングを行う必要があるようですが、お金を掛けずにというのが私のモットーなので、検索や自分なりのイメージで練習を行っています。
呼吸のポイント
・陣痛が始まったら、あぐら等の楽な姿勢で手は赤ちゃんを支えるようにお腹に添えて呼吸を行い、鼻からゆっくりと息を吸ってお腹や胸をしっかりふくらませる”完全呼吸法”を行う。
・陣痛が強くなってきたら、鼻から息を吸い「ろうそくの火を消さないようにそっと揺らすイメージ」で優しく息を吐く。
・痛みが遠のいたら完全呼吸法に戻す。
・子宮口が全開になったら、いきまずに吐く息で赤ちゃんを押し出すイメージで腹圧をかける。
陣痛中は、呼吸を止めずに赤ちゃんに気持ちを向けたり、自分の体の変化にも意識を向けることが大切だそうです。痛みを感じ息を止めると赤ちゃんが苦しく感じてしまう、自分よりも赤ちゃんのほうが何倍も怖く、痛い思いをしている、これは親子の初めての共同作業…等痛みを違う観点で解釈すると、受け入れやすいのかもしれないですね。
この方法により、「陣痛が来るのを待ち遠しく思えた」「落ち着いて分娩に挑めた」等の気持ちになることが出来るようですが、中には、イメージトレーニングが上手くできなかったということで穏やかな出産にはならなかったという人もいるようです。
上手く行くのかは分かりません。自分なりの解釈でしか練習も行えていません。ですが、ソフロロジー式の考え方を知ることで、少し不安はなくなったような気がします。我が子がお腹の中にいる時間を大切にしつつ、その時が来たら安心してこの世界に出てくることが出来るように穏やかな気持ちで待ちたいと思います。